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フェイトと不思議な館のなのは達03

「あ、あのっ」

「ん?なぁにフェイトちゃん」

どうしよう聞くべき、かな?昨日会ったあの女の子の事……

「な、なのはは一人でここに…住んでるの?」

「うん。そうだね…ずっともう長い間一人だったよ」

「…そう、なんだ……」

やっぱり…なのははあの子の事を知らないんだ…どうして?同じ家に住んでる…はずなのに……

「どうしてそんな事を聞くのかな?」

なのはが不思議そうな顔のままじっとこちらを見てる。

「…昨夜…女の子に会ったんだ…」

「女の子に…?」

「…うん。君に良く似た小学生くらいの女の子…なんだ」

本当にそっくりだった…なのはに妹が居たらこんな感じかな?とかいうレベルじゃなかった……それくらい似てたんだ……

「そっか…不思議、だよね…でも、私は会った事ないんだ…どうしてかな?」

「それは…分からないけど…」

きっと何か理由があるはずだ…あの子ならその理由…知ってるのかな?

「私、あの子を探しに行くね」

「…待ってフェイトちゃん」

立ち上がろうとした私をなのはが引き止めた……

「お腹…空いてない?昨夜から何も食べてないよね?」

「あ、うん…そうだね。少し減ってるかも」

「それじゃあ、先に朝ご飯食べにいこっか?」

なのはは立ち上がるとにっこり笑って私の手を握った―

「とびっきり美味しいの作ってあげるねっ」

「う、うん///ありがとう」

なのはに手を引かれたまま私はただ後をついてく事しか出来なかった――

「ごちそう様でした。」

なのはが作ってくれた朝ご飯を食べて食器を片付け終えた私達は子供のなのはを探しに館中の部屋を訪ねて回った―――

「ここにも居ないね……」

「うん…後はこの部屋だけなんだけど―」

かちゃ。

最後に調べた部屋…やっぱりそこにもなのはは居なかった。

「どこに行ったんだろう…」

ねぇなのは――君は今どこに居るの?

「そんなに心配しなくても大丈夫なんじゃないかな?」

「え?」

「フェイトちゃんの事、信じてない訳じゃないけど…もし本当にその子が居るなら―きっとまた会えると思うよ?」

「そう…かな?」

「うん。きっとね、大丈夫だよ」

「そっか…そう、だよね」

何でだろう?なのはが大丈夫って言ってくれるなら本当に大丈夫な気がする…

「明日もまた探してみるよ」

「うん。その意気だよフェイトちゃん」

ふふっと笑い合う私達…なのはの案内で辿り着いた庭園はとても美しい場所だった――

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