フェイトと不思議な館のなのは達04
「フェイトちゃんは学生さん?」
「うん、高校一年生なんだ。今は夏休み中だけどね」
庭園の中にある真っ白なベンチに腰掛けて私となのはは色々な話をした。
「なのはも今は夏休み中?」
「…う、ん…長い長いお休み中…かな?」
そう言ってなのはが空を見上げて眩しそうに瞳を細める―何故だかその時のなのはの表情が私にはとても悲しそうに見えた――
「なの、は?」
「ううん、何でも無い。今日はいいお天気だなぁって思って」
ん~っと背筋を伸ばしながら言うなのはの表情はすぐに笑顔に戻った―
気の…せいかな?
私がそう思ってしまうのも仕方が無いくらいになのははいつも楽しそうに笑って過ごしてて…その笑顔の眩しさに今度は私が瞳を細める番だった―
なのはって可愛い///よね
柔らかそうな長い亜麻色の髪は陽の光を浴びてキラキラ輝いていて…雪のように白い肌…長くて細い手足…スタイルも良くって…形の良い胸とかもこれからどんどん成長―って何考えてるんだろ///私///
「ん?どうしたのフェイトちゃん」
「あ///う、ううん///何でも///」
ずっと見てて失礼だって思われちゃったかな?どうしよう私すごく心臓がドキドキしてる……
「ねフェイトちゃんお昼寝、しよっか?」
なのはが宝物を見つけた子供みたいに瞳を輝かせて手を伸ばしてきた―
「う、うん///いいよ」
宝物に触れるみたいにそっと握り返すとなのはが本当に嬉しそうに笑ってくれた――
「えいっ」
とさっ。
「わわっ」
少しだけ大きな影を落としてる木の下で私達はもつれ合うように芝生の上に転がって白い雲の流れる空を見上げてただ静かな時間を過ごす…繋いだ手の先の温もりが心地良くって――私はいつの間にか訪れていた眠気に穏やかに身を委ねていた――
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